ビデオカメラとパソコンをつなぐ
デジタルビデオカメラで撮影したビデオ映像は問題ありませんが、一昔前に撮ったアナログのビデオテープを編集し、動画配信するためにはいくつかの条件が必要となります。
DV端子とビデオ端子
現在出回っているDV(デジタルビデオ)カメラは、デジタル信号で録画されていますので、そのままパソコンのDV端子とビデオカメラを繋げて映像を取り込めます。 裏技
パソコンにビデオ入端子がない場合は、ビデオデッキからDVカメラに映像を録画してから
DV端子を通してパソコンに映像データを取り込みます。 補足
大切にしたいVHSビデオ映像はDVDに焼き直して事をおすすめいたします。 |
左=DV端子 右=ビデオ端子 |
効率的なビデオ編集の仕方とは
配信するビデオ動画のファイルサイズは、1作品100MB以内が適切です。
エンコード(圧縮)とファイルサイズできればきれいなビデオ動画を配信したいのは山々ですが、2分程度の映像でも生データ量は、500MB程度になりますので、これを圧縮(エンコード)してからインターネットで公開します。 1Mのエンコード(圧縮)で20MB程度に、300Kのエンコードで5MB程度になります。 音声やクレジット(テロップ)編集素人撮影のビデオデータの音声は、雑音(ノイズ)が多いので、クリアな部分だけ使用して、あとはBGMなどを入れた方が作品として落ち着きます。また、音声・BGMやタイトルやクレジット(説明文)を入れた後で映像を編集するとズレてしまうので、映像編集がすべて終わってから音声やクレジットを編集します。 |
便利ソフト
・GOM ENCODER
音源素材 |
ビデオ動画編集後の注意点
編集後のエンコード(圧縮)の注意点は、画面サイズ+フレーム+転送量(速度)です。
標準的な画面サイズとは
かつては4:3比率の1280x960が主流でしたが、ハイビジョンやスマートフォンが普及した現在は、16:9の1920x1080が主流になりつつあります。結婚式などイベントで使う場合は、動画サイズ「大」でないときれいに映りませんがファイルサイズが重くなります。 画質(密度)はコマ数とデータ量で変わる
fps=1秒間のコマ(フレーム)数 |
便利な機能Windowsムービーメーカーは、自動的に適切なファイルサイズにしてくれます。 保存ウィザード
・ムービーの保存 |
要点の整理
ビデオ動画制作の要点(コツ)をまとめると以下のようになります。
・撮り溜めた映像の場合は、明るい画像と暗い画像に分けて編集する。
・これから撮る場合は、逆光を避ける&カメラを固定することを心がける。
・アナログのVHS映像はDVカメラに再記録してから編集する。
・音声やテキストの挿入などは映像の編集が終わってからにする。
・慣れない作業(デジタル化やエンコード)だけはプロに頼んでみる。
動画配信の方法には、ビデオ動画とフラッシュ動画の2通りがあります。
ビデオ動画と比較すると画質の安定性や加工の自由性ではフラッシュ動画が勝ります。