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フラッシュ動画は過去のもの

フラッシュ=アニメ動画という認識の方が強いと思いますが
実用的には、画像や動画に効果を加えて活用しています。しかしがら
HTML5やCSS3の発達により、フラッシュ動画は過去の遺物となっています。
おそらく、このすぐ下にある動画は空白になってしまい、見えていない人がほとんどだと思います。

画像に命令を指定

右の動画は上の液晶テレビと、下のリモコンが1つのフラッシュ動画になっています。
このように、複数の画像を組み合せて、画像にさまざまな命令(効果)を加えることができるのがフラッシュの利点です。

通常はAdobe(アドビ)のソフトを使ってフラシュを作成していますが、初心者がフラッシュ動画を作るなら、フリーソフトのParaFla(パラフラ)でも充分です。

アドビは、2020年末に「Flash」の提供を終了する予定です。
ParaFlaは、すでに2017年で公式サイトが削除されています。

フラッシュ制作の注意点

ホームページに視覚効果の高いフラッシュを使うことで、良いことが沢山ありますが、注意しなければならない点もあります。

見られないパソコンやスマホがある

前頁でも説明しましたが、フラッシュを見るためには、パソコンに「フラッシュ・プレイヤー」がプラグイン(追加機能を提供するための小さなプログラム)がインストールされていなければなりません。

フラッシュを表示しないブラウザ

ブラウザとはインターネット閲覧ソフトのことで、閲覧者が使用しているブラウザの種類やバージョンによって、フラッシュが表示されない場合があります。

※殆どのパソコンで初期設定の段階はIEで、現在約85%の人はIEを使用。 特に初心者の場合は、ほぼ97%以上IEでインターネットを閲覧しています。

※2018年現在、日本国内で GoogleChrome 利用者が50%を越し、世界では60%以上の人々が GoogleChrome でインターネットを閲覧しています。

SEO的には不利

SEO=検索エンジン最適化とは、Google検索において、キーワード検索で自分のホームページが上位に表示されるようにすることです。フラッシュは1つのファイルとしてしまうために、フラッシュ内のキーワードは検索エンジンにはひっかかりません。

※SEOを考慮する場合には、1頁にフラッシュファイルは、あまり多用しないほうが無難です。

フラッシュプレイヤー

フラッシュ・プレイヤーはAdobe(アドビ)社から無償配布されていますが、2020年末に提供終了する予定です。。最新版のフラッシュ・プレイヤー(Flash Player)のダウンロード


主なブラウザの種類

GoogleChrome
FireFox
Internet Explorer
Microsoft Edge
Safari
Opera
などがあり、上から順番にシェアの高いブラウザです。(2018年現在)


SEOとは

SEOの説明
SEOの実情
読み比べてご参照ください。

もっとも簡単な動的バナー

ホームページを作る時に、動的バーナー(アイキャッチ)の挿入は欠かせませんが
CSS3以後は動的バナー(視覚効果)が簡単に作成できます。

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動画にマウスを乗せると、停止して角丸の静止画に変わります。

HTML5やCSS3の普及

この絵は前頁のYoutbe動画から部分的にキャプチャーした画像を、CSSに記述を追加して変化させているものです。HTML5やCSS3の普及により、過去に作成した動画をこのようにリサイクルして簡便なバナーを作る事ができます。

要点の整理

フラッシュ動画の衰退理由と、フラッシュに代わる(替るもの)は何?

・Flash Player (プラグイン)がないと見る事ができない。
・Adobe Flash Player に関する脆弱性が見つかってきた。
・Flashファイルを表示させないブラウザがほとんどになってきた。
※この頁をスマートフォンで閲覧している8割くらいは見えていないと思います。

ホームページを作ったら、SEOが気になったり、すべての人に見てもらえるようにと、色々欲も 出てきますが。自分で作って楽しくなるホームページ、自分で運営するホームページこそが、息長く支持されるホームページになると考えています。

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