「自作ホームページの制作にあたり、初心者が最初に戸惑うのが、レンタルサーバー(ホスティングサービス会社)の選択です。プロバイダーでも契約時にメールアドレスやホームページ容量がついていますが、独自ドメインでホームページやメール使う場合は、レンタルサーバーで運営するようになります。」
レンタルサーバーとは
ホームページを家にたとえたら、サーバーとは土地にあたります。つまりホームページのデータ(ファイルなど)を保管する場所になります。パソコンのハードディスクもソフトさえ完備すればサーバーになりますが、いつでもホームページを閲覧可能にするためには、パソコンの電源を1年365日入れっぱなしにしなければならず、全然知らない人があなたのパソコンの中を見ていることになります。
セキュリティやパソコンの安定動作を考えたら、レンタルサーバーと契約するのが通常のホームページの設置場所になります。サーバー(=土地)と考えれば、大豪邸や巨大ビルにしたいのならば、専用サーバー(サーバを独占)にする必要がありますが、たいていの場合は共有サーバーで充分です
レンタルサーバーの会社を別名ホスティングサービス会社と言います。ホスト・ホステスは客へのおもてなし役を言いますが、レンタルサーバー会社は契約者(クライアント)にメールの転送や、ショッピングカートの設置など、様々なサービス(おもてなし)を提供していて多機能なサービスになるほど料金が高くなります。
レンタルサーバーの料金差
近年はサーバーも高性能(小型・高速・大容量)になってきたので、ホームページ容量での差はあまりなくなっています。レンタルサーバー評価や感想ではっきりわかれるのは、メンテナンスやサポートの違いです。質問メールを送っても返事がなかなか来ないとか、電話で質問してもいつも話中だとか、安くても良心的な迅速な対応をしているレンタルサーバーもあれば、高くても対応が悪いサーバーもあります。但し、おおまかに言えば、いわゆる格安レンタルサーバーは、不明なことは自己解決できるスキルがないと、なかなか使いこなせないと言えます。
ホームページを作って、ネットショップなどを始めてみたいという方は、ショッピングカートが標準装備されているレンタルサーバーと契約することになります。スキルがあれば、ショッピングカート機能だけのサービスをレンタルサーバーと別に契約することは可能ですが、エラーが生じた時など、原因がどちらにあるか不明となり、お客様に迷惑がかかるので、あまりおすすめできる組み合せではありません。
ほとんどのレンタルサーバー会社では、松竹梅(特別・通常・格安)のように、コース別にホスティングサービスを区分しています。コースば別でも対応する社員は同じですので、特別コースで対応が充実しているレンタルサーバー会社は、格安コースでも対応が良い会社が多いようです。
おすすめレンタルサーバー一覧
費用別・目的別におすすめのレンタルサーバーをご紹介します。
月額500円以下月額1000円以下月額2000円以下月額3000円以上 |
ロリポップ,カラミーショップ,チカッパ,HETEML(ヘテムル)は(株)paperboyが運営しています。 (株)paperboyはGMOグループの1社です。 ホスティングサービスによって名前を変えているレンタルサーバーも多いですが、さくら、GMOのように料金でコース分けを明記している会社が普通です。
利用者が多いのは人気がある証明ですが、反面利用者からの問い合わせが多くなり、質問への回答が遅れることもあります。
通常のHP制作ならば 個人のホームページならば月額500円以下のレンタルサーバーで十分だと思いますが、ビジネスでホームページを運営するなら月額1,000円以上のレンタルサーバーが相場だと思います。 安い買い物カート付きサーバーは、アフタケアーはほとんどありません。E-ストアはすぐに電話でケアしてくれますので、初めてネットショップをはじめる方にはおすすめのサーバーです。 |
レンタルサーバー選びのポイントは、コントロールパネルが使いやすいかどうかです。
試用期間を利用してコントロールパネルを確認されることをおすすめします。